2012年02月09日 11:33
報道月刊誌「DAYS JAPAN」の広河隆一編集長らが、沖縄に福島の子どもたちの保養所「沖縄こども文化村」を建設するため、土地を賃貸・売買してくれる人や資金を募っている。広河さんは1月31日来県し、大田昌秀元知事に協力を求め、県内に避難する被災者から事情を聴いた。「(被ばくした可能性のある)福島の子どもたちの発病を防ぐには保養という支援が重要」と訴えている。
広河さんは1991年に「チェルノブイリ子ども基金」を設立。ベラルーシとウクライナにそれぞれ保養所を建設した。宿泊棟や教室、スポーツ施設などを備え、核汚染地域の子どもたちを教師と一緒に1カ月交代で招待している。
沖縄では、クラスごと受け入れられるよう約40~50人規模の宿舎と食堂兼講堂、ワークショップ教室を整備する予定。子どもたちは無料で利用できる。芸術家によるワークショップも計画しており、加藤登紀子さんらが協力の意向を示しているという。
建設・運営費用は募金で賄う。広河さんらは昨年、「DAYS被災地児童支援募金」と「福島の未来こども基金」を設立した。建設には最低5千万円必要という。
広河さんは「沖縄は子どもたちが名前を聞いただけで目を輝かせる場所。沖縄にとってもためになるよう、地元の子どもたちも利用できるようにしたい」としている。
問い合わせは「DAYS JAPAN」(電話)03(3322)0233。