2019年11月22日

県内初の小学校出前オペラ公演

11月21日浦添市にある小学校で県内初のオペラ公演があるという事で音楽の先生を通じて招待された。この企画は「ビューロー・ダンケ」主宰する渡久地圭氏が子ども達にクラッシックの魅力を伝える為の活動の一環と言えます。県内初の小学校出前オペラ公演
開演の際に挨拶する渡久地圭さん(左)

公演は二部構成になっており、一部は弦楽四重奏の各楽器の大きさや音色などをパート別に演奏。最後に弦楽四重奏曲を演奏して一部を終わった。もっとも子ども達の興味をひいたのはブレス(呼吸)による演奏開始の合図で演奏後の3年生のお礼の言葉の中でも触れていた。
県内初の小学校出前オペラ公演
各パートを演奏して最後に弦楽四重奏曲を演奏。


トイレ休憩をはさんで県内初の小学校でのオペラ公演「魔笛」が行われた。

県内初の小学校出前オペラ公演

だいぶストーリーを省略して子どもにもわかりやすいように工夫しているが、前説などによってストーリーや登場人物などの解説が必要な気がした。お姫さまとすれ違い探す登場人物に大声で子ども達が立ち上がり指を指して教えるところなど子どもを巻き込みながら公演は進んだ。
県内初の小学校出前オペラ公演
県内初の小学校出前オペラ公演
公演フィナーレ 出演者全員が舞台に登場。

この公演は午前中に低学年、午後に高学年の二回公演で行われた。

浦添市をはじめ県内の小学校は公立で257校、分校1校で。私立、国立を合わせると263校ある。ある教育関係者に聞いたところ本土に比べて学校にこのような公演の売り込みあるかと聞いたところ無いという。

県内の演奏家の育成の為、そして何よりも情操教育の為、多くの小学校でこのような行事を積極的に取り組んで欲しいと願う。

音楽や演劇などスマートフォンやタブレットから情報を入手する事が低年齢化して行く現在、生演奏や声楽家の迫力のある歌声に子ども達はネットでは体験できない何かを感じたのではないかと思う。


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Posted by 高橋進 at 16:34│Comments(0)映画・音楽
 
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