2011年08月19日

映画「スケッチ・オブ・ミャーク」国際映画祭にて批評家賞受賞

映画「スケッチ・オブ・ミャーク」国際映画祭にて批評家賞受賞宮古で古くから歌い継がれる歌を追ったドキュメンタリー映画「スケッチ・オブ・ミャーク」(大西功一監督)が、第64回ロカルノ国際映画祭(8月3~13日・スイス)のドキュメンタリーを対象とした「批評家週間」で、「世界における7本の秀作ドキュメンタリー」の1本として正式上映されることが14日までに決まった。
 同部門は上映する7作品から1本をグランプリに選ぶ。「スケッチ~」は8月7、8の両日に上映される。大西監督と原案・監修を務めた音楽家の久保田麻琴さんが映画祭に参加する。
 大西監督は「同部門で日本映画が正式上映されるのは初めてではないか。映画を通して宮古の文化が世界に受け止められることに喜びを感じる。貴重な題材を扱うことができた映画で、東日本大震災後、私たちが自然を顧みる生き方を考える上でもリンクする作品になると思う」と話した。
 作品は宮古各地に伝わる神歌や民謡を歌い継いできた高齢者や、神事に関わる女性らの話を絡め、宮古の文化や信仰を描く。神歌などの録音を行っていた久保田さんの活動に賛同した大西監督が2009~10年に宮古を訪れて取材した。
 一般公開は11月4日の宮古島市中央公民館を皮切りに、那覇市でも11月から公開する方向で調整中。ロカルノ映画祭は若手映画監督の登竜門として知られ、日本映画は07年のグランプリに小林政広監督「愛の予感」が選ばれている。

琉球新報転載

琉球リカーサポートのHP高橋ブログで、僕の知人でもある久保田麻琴氏がこの映画の原案・監修を務めた経緯を書いた時は、まだ、映画として完成をしていない段階での試写でしたが、二回目の若狭公民館での試写会では画像の編集や音楽効果などほぼ完成に近い映画を鑑賞致しました。国際的な賞を受賞した事で一般公開に向けて弾みがついたといえる。一般公開に向けて多くのスポンサーや協力者を求めています。


タグ :久保田麻琴

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Posted by 高橋進 at 12:38│Comments(0)映画・音楽
 
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