2011年10月25日

岩手は半歩 歩き出す。

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昨日(10月24日)に郵便ポストに大きな封書が入っていた。送り主は株式会社総合広告社のゴム印が押されている。消印は盛岡支店で、その大きな封筒には「贈呈」と書かれてた。封筒を開けるとそこには、岩手は一歩ではなく、半歩、歩き出す。のタイトルでDVDと小冊子が2冊入っていた。

早速、DVDを再生すると、そこには、激しい揺れが襲った瞬間から始る。立っていることがやっとといった女性従業員の様子と事務所から外へ向かう様子が映し出される。そして、近くを流れる川はまるで生き物のように地震による細かい粒のような波が一斉に立ち上る。地震による騒音の中で「津波が来る逃げろ」と男性の声が聞こえたかと思うと、それから画面が変わり、地震発生から30分後に40メートルを越える津波が岩手県の沿岸域を襲うシーンが映される。

岩手には極限の状況の中で我が身を顧みず動いた人々がいた。そこには、「同苦」「互恵」「不撓不屈」の精神があった。衝撃映像とともに困難に立ち向かう数多くの人々のインタビューを通じて、立ち上がろうとする「負けない岩手」の現状を収録したDVDと、被災から立ち上がり、徐々に生産を開始した岩手が誇る名店・老舗の逸品を取り寄せが出来る小冊子が同梱されていた。

DVDと震災解説書、そして、商品カタログ。『岩手は半歩 歩き出す。』今はまだ…一歩まで届かないけれど、岩手は半歩、歩き出しました。

岩手の復興支援の為にも、このDVDと小冊子2冊は貴重だ。同時に岩手の商品を一品でも購入する事によって困難に立ち向かう人々の支援に繋がることをあらためて知ることが出来る。岩手の逸品を購入しよう!


昨日、この「岩手は半歩 歩き出した。」を送って頂いた、株式会社総合広告社にお礼の電話をした。高橋進の日記と琉球リカーサポートのHPに掲載した旨を伝えた。何故、僕のところへ贈ってきたのかとの疑問もあり、尋ねてみたら「岩手の復興支援をしていただいている方のところへ贈った。」と。また、「このDVDを多くの方に観てもらいたい。」という事で、早速、沖縄在住岩手県人会の加賀さんの農園がある佐敷へ伺い、まずは、県人会の皆さんにこのDVDの映写会をして欲しい旨を伝えた。「11月に沖縄在住岩手県人会の総会があるので、その際にこのDVDの映写会をしたい。」と。

僕のところで、この輪が切れてしまうよりも、製作者の意図でもある「多くの方に観てもらいたい」との思いに答えたい。在沖縄岩手県人の中には、このDVDでインタビューに答えている方々の中に知り合いもいるのではないか。

「岩手は半歩 歩き出した。」に興味がある人や、映写会をしたいという方がいれば、貸し出しをいたしますので、連絡を下さい。



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