2011年12月02日

オキナワンドリームスクール作りたい。渡久地杉子

オキナワンドリームスクール作りたい。渡久地杉子

ドリームスクールを作りたいと語る渡久地杉子さん


11月26日(土)のビタミンFMは、①物は売れるところ、金はあるところに行く。②強い夢が実現を引き寄せる。③夫が倒れ、右肩下がりの会社を立て直す。④999回チャレンジして、ダメでももう一回。⑤オキナワドリームスクールを作りたい。の5項目のテーマで先週は、①②のテーマでお話を伺ったのですが、今週は③④⑤のテーマでお話を伺いました。

③夫が倒れ、右肩下がりの会社を立て直す。
昭和62年に夫の食品卸会社がついに人手に渡った。渡久地さんは、「長い間ご苦労様でした。新しく次ぎのことができるからいいじゃないと沢山の料理を作り主人を祝福いたしました。」ダメなものをいつまでもやっても仕方がありません。「あなたお疲れ様、おめでとう。」と主人をお祝いを致しました。

平成元年、買取の関係で資金が入り、夫が社長となって、JB沖縄ベンティングを設立。前の会社でUCCとつながりがあり、その自動販売機保守や管理をする仕事をすることになりました。最初は1日数千円の収入だった。1年間利益が出なかった。しかし、やがて会社は軌道に乗り、10年後には年商8億、従業員15名の会社となったのですが、平成12年に、夫が脳卒中で倒れた。

会社に入らざるをえないくなり、渡久地さんが社長になった。「夫は家では会社の話をしなかったので、うまくいっているのかなと思っていたのですが、しかし、実際には利益は右肩下がりで、会社も生きるか死ぬかの状況だったのです。デフレの始まった時期でもあり、一番厳しい状況でのバトンタッチとなった。家も2軒目を建ててすぐの時期だった。会社、夫、家の支払いと三重苦だった。「最初ワーと泣きました。しかしすぐに気持ちを切り替えて」

「主人の会社には、社員がいる、逃げるわけにいかない。この状況を受け止め、これも自分に与えられた人生と考え、三重苦、四重苦の『苦』を、明るくの『く』、楽しくの『く』、元気よくの『く』で生きていこうと考えました。」
「問題点があれば、それを改善して行けばいい会社になる。こけそうな会社であっても一番になりたいとおもいました。マイナスから一番になるから、やり甲斐があると思いました。そう思えば必ずその方向に行くと思いました。」

その時渡久地社長がは5年間で、一人ひとりが自ら考える会社、楽しく仕事ができる会社を作るという目標を立てた。
デフレや飲料メーカー等のトラブルで、売り上げを上げることで赤字をなくしていく方法がとれないから、営業活動における無駄を徹底的に見つめなおしていくことにした。この方法をまとめ、3年目の目標である「社員を変える」ことに取り組んだ。

「人脈づくりを1年間でやりました。」忘年会や新年会で家を16回提供し、毎回7~8品手料理を作り、知り合った経営者たちをもてなした。最も多い時は30名の社長を呼んでパーティをしたこともある。

④999回チャレンジして、ダメでももう一回
従業員と一緒に学ぼうと思った。自分だけ勉強をしても実行する従業員の実力を高めなければ、一流の会社にすることができないと考えたからだ。平成16年4月から1年間、午前6時半からの企業活性化早朝勉強会を導入した。講師の先生に来てもらい、人生の意味から仕事をする意味、仕事のやり方まで、従業員とともに一緒に考え一緒に学んだ。「希望参加でそたが、全員参加しおました。勉強がとても楽しく、4~5ヶ月経つうち活気が出てきました。社員が成長してきました。」

「自動販売機を設置している方のところに行っても挨拶もしないとか、自動販売機の回りのゴミ拾いもしなかった社員が変ってきたのです。挨拶をするようになるし、自動販売機を掃除したらりと、自然に評判が良くなり業績が上がってきました。」このJB沖縄ベンティングは今年の3月で全ての役職から下ろしてもらい。今は新しい体制でスタートしております。

⑤オキナワンドリームスクール
「周りの方々に応援していただて、ここまでくることができました。私は今、それを若い人たちを育てることでお返ししたいと考えています。私は若い時、世界に羽ばたくファッション・デザイナーになりたいと考えていました。そして、服飾・小物を扱う「大風の芽」というセレクトショップをオープンしました。この店に置いてあるデザイナーブランドの中から世界に羽ばたくデザイナーが育ってきています。これをベースに「オキナワンドリームスクール」というファッション・アーチストを育てる学校を作りたいのです。沖縄ならではの伝統文化を取り入れ、海外から本土からも集まる、世界に通用する、若い人たちの夢を形にする学校です。これは私の原点に戻る活動でもあるのです。」

番組終了後に、渡久地さんから一緒に若い人たちに夢を形にするための番組を作って欲しいと。僕は「いいですね。オキナワンドリームタイムといった番組かなにか作りましょう。」と。そういえば、来週のゲストの小澤公平さんから、FMたまんの放送とユーストリームを組み合わせた新しい形態で放送をしようと考えているのですが、ユーストリーム
を使っての渡久地さんの夢の学校の取組みをネット放送するのもいいアイディアかもしれません。



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Posted by 高橋進 at 00:19│Comments(0)ビタミンFM
 
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