2012年04月18日

長嶺英太講演会「沖縄から世界(中国市場)へ!」

昨日、沖縄産業支援センターの小会議室で、長嶺英太さんが座間味唯康さんが事務局長をしている津梁ネットワークの主催で講演会を開いた。

長嶺英太講演会「沖縄から世界(中国市場)へ!」

長嶺英太さんは、僕の番組でもある糸満CFM「ビタミンFM」~沖縄元気塾~に昨年末出演をして頂いた訳ですが、今回、講演会に参加させていただきラジオでお伝えできなかった上海の今の現状をスライドショーによって解りやすく説明。

沖縄から見る上海というのは、まず浮かぶのは、中国といった巨大市場を背景に、成長する経済都市のイメージが浮かぶ訳ですが、進出するとなると様々なリスクを伴う。沖縄タイムスの「オフィスの窓から」というコラムを長嶺さんが書いている「上海周辺街も外資増大」から引用しよう。

中略
上海には日系企業約8000社が進出しており、日本人約5万人が居住している。

私は06年から上海で不動産業に就いており、日本ではあり得ないような数々の体験もした。
住宅の貸し出しで家主側が二重契約をしていたり、オフィス用として貸し出しを表示しているにもかかわらず、入居後、法人登記の不可が判明したりと、今ではある程度予想できる事態も当時はそのリスクすら読めなかった。

日本の感覚で物事を進めれば確実に問題に直面する。中国には中国の法律があり、中国のやり方がある。


1時間半の講演会と30分の質疑応答。観光で行った上海では解らない上海事情など、改めて上海の大きさやそのビジネスチャンスの広がりを知ることになる。面積沖縄の2,3倍、人口沖縄の17倍の2千302万人。
屋台のラーメンが一杯5元で63円位であったりと。余談だが今一番流行っている日本から進出した企業がカレーのここ一番とサイゼリアだそうで。

中国に既に沖縄から進出している企業の方や、琉球大学で学んでいてコラムを読んで興味を持った女性の方と幅広い方が参加した講演会だった。








 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。