2013年05月21日

食を通じて幸せの連鎖を作りたい

5月18日(土)の「ビタミンFM」~沖縄元気塾~のゲストは、若手自然栽培農家の島袋さとるさんと
中村一敬さんをお招き致しました。午後6時からの生放送なので、打合せはFMたまんの3階の事務所
で午後5時頃から事前打合せをするのですが、丁度、一年前にゲストで出演していただいた中村一敬
さんが再登場です。

「高橋さん何故赤嶺さんをご存知なのですか?」「何故、自然栽培農家の1ヶ月間特集をするので
すか?」と打合せの段階で中村さんから質問ぜめで、その答えに打合せ時間がほとんど無くなって
しまいました。

何故、自然栽培農家をお招きして話を聞こうと思ったのかといえば、それは、東京に久しぶりに
行った際に、福島徹さんにインタビューのつもりが準備不足でインタビューにならなかった。
沖縄に帰ってきてから福島さんの著作を購入して読み始めました。

食を通じて幸せの連鎖を作りたい「食の理想と現実」と「食を整える」の2冊を読み始めた。本来、インタビューをする際には、必ず、ブログや著書が出ている場合は本を読んでからお会いするのだが、福島さんに関してNHKの番組を2年前に観て
感動した。その感動だけで会いたいと思ったのだが、その番組の内容は、福島さんが農家との信頼関係をつくり、その信頼関係の中で、自然栽培米の販売を陣頭指揮をとり店頭で販売をしたのだが、僕は、自然栽培米の農家と福島さんにしか目が
向いていなかったことを著作を読むことによって知ることができた。それは、農家ー福島徹ー消費者この三位一体の構造が
抜けていたことに気がついた。2年前、福島県産の5キロの米が小禄のスーパーで二袋2000円で売られていた。市場価格の1/2にもかかわらず全く売れなかった。スーパー福島屋では、この福島産の米を市場価格で、それも、福島徹さん自ら店頭に立ち販売をしていた。福島さんが自信を持って売る米であれば安全で安心で美味しい米だということで店頭からみるみる米が無くなっていく。農家ー福島徹ー消費者のゆるぎない信頼関係がそこにあったのだ。そのことを改めて考えさせられたたのだ。「私は、人間都合、経済効率で押し出された作物ではなく、ありのままに育った自然の作物を流通する仕組みを農家の方たちとともに整えたい、と考えています。自然に対して実直で、まじめな農家が作った本当に美味しいと思える作物を身近な生活に取り入れることの幸せの連鎖を生み出したい。」と。

中村さんの質問攻撃に、沖縄に帰ったら、この幸せの連鎖の一助になればと考えて、知人を通じて赤嶺さんを紹介してもらったと説明をしました。



食を通じて幸せの連鎖を作りたい

「ビタミンFM」~沖縄元気塾~出演している自然栽培農家の(左から)島袋さとるさんと中村一敬さん

食を通じて幸せの連鎖を作りたい

中村一敬さんが栽培しているトマトのハウスの中で、自然栽培されたにんにくの選別作業をみる。


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Posted by 高橋進 at 18:17│Comments(0)ビタミンFM
 
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