2016年05月02日
アジサシがいなくなっている?!
昨日、羽地ダム鯉のぼり祭に行ってきた。3年ぶりに楽しい時間を過ごすことができた。
初めてのカヌーに挑戦。湖上をカヌーで探索したり「滝の姿はここからは見えないのです」が、
耳をすますと滝の音が聞こえるとダムの奥までガイドが案内してくれた。
波もない穏やかな湖面に風が吹きカヌーが風で流される。パドルにやたら力が入る。
この祭で思いがけないことを知る。環境庁が出しているブースがあり、岩礁やブイで
羽を休めっているアジサシが激減しているというのだ。海上環境保全推進員を28年
もやっているのにこの事実に気がつかなかった。
海に出かけると当たり前にみるアジサシが居てあたりまえと思っていた。
そして、このアジサシはオーストラリアから7000㎞の旅をして沖縄に繁殖に来ている
ということなど知らないことばかりだった。
沖縄の自然というもののに無関心でいるといつの間にあったものが無くなっていること
に気づかされることがある。
「愛の反対は」と聞かれ、それに答えて「無関心」と答えた聖人がいる。
沖縄の自然を守り次の世代へ継承していくためには、沖縄の自然に関心を持つことから
始めたい。
Posted by 高橋進 at 12:05│Comments(0)
│自然保護