2017年01月31日

カタキチ 姉妹がつくる紅型スタイル

ウォーキングのコースにこの工房がある。
書道教室だった所に、新しくオープンした工房だ。

紅型をお姉さんが染めてその生地で妹さんがミシンを使って作品を作る。

カタキチ 姉妹がつくる紅型スタイル



首里の崎山。

首里三箇と言えば泡盛の故郷だが、姉妹はそこに沖縄伝統的染色紅型工房を開いた。
伝統工芸というというと何か日常的に馴染みがない人は多いのだろう。

姉妹の工房をのぞいてみよう。

「庭で育ったアセロラ、家々の垣根からのぞくブーゲンビリア、はりこの置物、花ブロック・・・・。
沖縄で生まれ育った私達だから見える色や景色、風習。
ここで育まれてきたものをカタチにしています。そしてこれからも新しい風がうまれていきます。」

かつての部下に高橋さんの話を聞いているとぼやき漫才を聞いているようだと言われたことがある。
肩肘張って生きている。

もう少しリラックスして沖縄を楽しんだらと言われた気がした。

姉妹の紅型の作品をみていて思うのは、理詰ではなくロマンチックに生きることを考えさせられた。

最近、「ロマンチックに生きようと決めた理由」という本読んでみた。

ロマンティックに生きることとは、自分の視点を持ち続けること


ちょっと恥ずかしいけどロマンティックという言葉が好きだ。

でもロマンティックに生きるってどういうことなんだろう?

本書は美術作家でもある編者のもとに集まった10人のエッセー集。
皆、自分自身で仕事を築き上げてきた。人とは少し違う自分にしかできない生き方。
具体的にこうすればいいなんてことは書かれてはいない。ただ、そうして生きるためのヒントが淡々とつづられている。
時には詩のように、時には思い出を語るように。

それは少しだけ人とは違う視点で物事をとらえてみること。
そしてその積み重ねで人生は大きく変わる。そこにロマンティックに生きるエッセンスが隠されている気がした。

FMタマン ビタミンエフエムでは、
2月4日(土)午後6時~、2月11日(土)午後6時~ 2週間にわたり
1時間生放送で紅型のことや、日常に感じる風景を切り取り
それこそ、新しい風のことを語り合いたいと思います。




同じカテゴリー(ビタミンFM)の記事
ボブ・マリー追悼
ボブ・マリー追悼(2024-05-18 19:28)

ナファーのハチミツ
ナファーのハチミツ(2021-07-17 15:39)


Posted by 高橋進 at 20:16│Comments(0)ビタミンFM
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。