2019年11月17日

琉球大学 前川喜平講演会

琉球大学 前川喜平講演会
久しぶりに琉球大学に行く。前回琉球大学に行ったのはいつかと自問しても記憶がさだかではない。
何年か前に校外の食堂でフランス文学を教えている教授と話をした。大学の置かれている現状は、言い換えれば、日本の教育行政がどうなってかを如実に表していると言える。教授は日本の教育は目に見える成果wp求めている。フランス文学のような学んでも成果が見えにくいものは予算がカットされている現状を嘆いていた。

前川氏の講演会の中で、今後の日本の教育をかを考える際に「多文化教育主義」がもとめられていると。東京都の夜間学校には「日本語学級」がある事に触れ今後外国から移住者の増加に伴ってこのような取り組みが求められているのではと。

大阪府の区立の学校の取り組みはその人のルーツの母語を教育の一環として教えている。先例として学びべきは朝鮮学校である。文科省は目の仇としているが、母国の歴史や文化など母語をとうして教育している。

必然的に日本の向かうべきは多文化社会になって行く。ダブルアイデンティティを教育を目指し行く必要があると。琉球大学 前川喜平講演会

「ひとしく学ぶ」とは何か。
憲法によって守られるべき教育の権利とは何か。
前川氏の講演会を通じて学ぶべき事の多さに気がついた。

児童憲章
われわれは、日本国憲法にしたがい、児童に対する正しい観念を確立し、すべての児童の幸福をはかるたえめに、この憲章を定める。

児童は人として尊ばれる。
児童は、社会の一員として重んぜられる。
児童は、よい環境の中で育てられる。

前川喜平(元文科省事務次官)
<プロフィール>
1955年生まれ。東京大学法学部卒業。
79年、文部省(当時)入省。13年に初等中等教育局長、16年に文部省科学事務次官を歴任。17年、退官、夜夜間中学の講師として活動。


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Posted by 高橋進 at 14:43│Comments(0)講演会
 
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