2012年02月10日

メンソーレ動画(メン動)始動準備中!

テレビはメディアの雄であり続けることができるのか。生き残ること自体、可能か。余命は何年かー。
テレビの危機を指摘し、進むべき道を模索する本が相次いで出版されている。
「今こそビジネスモデルの転換を」「真に面白いコンテンツを」。いすれも熱いメッセージを発している。

放送作家の草場滋さんが昨年9月に出版した「テレビは余命7年」(大和書房)をamazonで検索したら関連本が幾つも出てきた。

本のタイトルを紹介すると、「明日のメディア」「テレビ局削減論」「テレビは生き残るのか」「明日のメディア 3年後のテレビ、SNS、広告、クラウドの地平線」 等々。

「つまらない」「どこの局も同じ」「食べ物番組や通販番組ばっかり」と酷評されていることや、若年層のテレビ離れが深刻であることを問題視している。

何だか、最近の若年層の車離れと同じような感じがする。一方、車業界は、その若年層に対して、車の新しい価値を作り出すことに躍起になっている。メディアの話から車へ話題が脱線してしまったのだが、トヨタの新しいハイブリッドを牧港のトヨタの販売店で試乗させていたていただいた。プリウスよりも50万円安い価格を設定した車だ。燃費は1リッターあたり40Kmと驚異の燃費を誇る。間違いなくヒットするだろう。
車の新しい価値の創造といった事に対して果たしてどうかという疑問が浮かぶ。

トヨタが目指すグローバルな展開としての世界戦略車の位置づけたりうる車と思うが、率直に言って「面白くないのだ」。若年層の車離れの大きな要因としてあるのは、一体なにかといえば、将来に対する不安である。つまり雇用の不安の中で登録費込みで200万円の車を購入することは出来ないという現実がある。若年層が安心して車を購入できる社会の実現がまず先にあるのだ。

テレビの話に戻すと。視聴率の低下→広告媒体としてのテレビの価値の低下→収入の減少→番組の質の低下→
視聴率の低下、という「負のスパイラル」に陥っている。

東日本大震災の際に、際立ったのが福島原発事故によるメディアとしてのテレビの真価だった。
従来の放射線量20倍の放射線量を浴びて「直ちに体に影響はない」というメディアの一方的な宣伝に対して、様々な意見がソシアルメディアで飛び交っい。テレビに出てくる専門家の意見を相対化して自分なりの判断の基準としたというのは、僕だけではあるまい。

沖縄タレントアカデミーの校長小澤公平さんとユーストリーム配信によるインタネットメディアの構築を近々にスタートする。小澤さんと何度も話し合いをした一つの結論を記すと「魅力あるコンテンツを作りだそう」ということに尽きる。

テレビに変るとまでは言えないが、メディアとしてインターネットで配信される「メンソーレ動画」略して「メン動」の始動に向けて着々と準備を進めている。



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Posted by 高橋進 at 12:39│Comments(0)Ustream
 
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