2019年11月20日

ルビナスさん小さなおばあさんの話

ルビナスさん小さなおばあさんの話

ルピナスさんの絵本とほぼ同じ時期にタラブックスをを読んでいた。

いつかタラブックスの展示会を沖縄でやれたらと思う。世界にこんな美しい絵本を出版する会社がり。是非知ってもらいたい。

さて、タラブックスはさておき今日紹介するのは「ルピナスさん」小さなおばあさんの話です。

<あらすじ>
船乗りだったおじいさんと三つの約束をしたアリス。一つ目は遠くへ行くこと。二つ目は、おばあさんになったら海のそばの町に住むこと。三つ目は世の中をもっと美しくするために何かすること。大人になって遠くの国々をまわり、おばあさんになって海のそばに暮らし始め、体調を崩し辛い日々を乗り越えて浮かんだ素晴らしい考え。一番好きなルピナスの花をたくさん咲かせよう……。ルピナスという響きがきれいだなと思ったら、語源はラテン語のオオカミから来ているそう。厳しい環境でも強く美しく咲く花は、ルピナスさんと呼ばれた主人公そのもの物語です。

僕はこの本の事を知ったのは落合恵子さん私信を読んでした。(11月12日沖縄タイムス)
彼女がこのバーバラ・クーニーの絵本「ルピナスさん」を紹介して主人公の女性が祖父と同じ年代になって、かつて祖父が言った世の中を、もっと美しくするためにしなくってはという約束を実行します。種を撒いて歩いた頃は村人になかなか理解されなかった主人公です。慣例を超えて今までと違ったことに取り組む人は、そう思われがちですです。でもやがて村はルピナスの花にあふれ、村人に敬愛されるようになるのです。

ここでもう一つ付け加えたいのが次世代にこのルピナスさんの想いが引き継がれて行くということです。

世の中を、もっと美しくするためにしなくっては

僕やあなたにとっての約束を果たすということは何なのか。人生の意味を知る(学ぶ)絵本でした。




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Posted by 高橋進 at 19:45│Comments(0)書籍
 
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