2019年12月15日
未来世代に何を残せるか問われている。
閉ざされていた歓会門が開いた。どこまで正殿に近づけるかまずは、瑞泉門そして急な階段を登って行くと漏刻門が目に入り、その先の生々しい火災現場が目の前に広がっていた。
呆然とその様子を見上げている。今まで城壁の中に入れなかったので芸大のグランドから北殿を見上げていたのだが、今日はじめて間近にその惨状を見ることができた。
下の御庭から奉神門には規制線が張られて多くの人がその前で佇んでいた。
今回の開園区域は京の内とこびき門と那覇市を一望できる西のアザナといった順路になっていた。
僕はなるべく正殿と御庭北殿、南殿が見渡せないかと京の内に進み木々が邪魔になり全体を見ることが出来なかったが南殿の燃え残った屋根や書院の真っ黒く焼けた柱が何本も立っているのが確認する事ができた。
首里城再建について様々な意見が新聞の投稿欄に毎日を賑わしているが、願わくば、この目で見て、未来世代にどう琉球・沖縄歴史・文化を引き渡せるかを考えて頂きたい。
Posted by 高橋進 at 00:10│Comments(0)
│首里城