2012年03月05日

石坂美砂シャンソンを語る

石坂美砂シャンソンを語る

ビタミンFM出演 石坂美砂さん


今週(3月3日と3月10日)の「ビタミンFM」はシャンソン歌手の石坂美砂さんをゲストにお招きしての2週間です。


石坂美砂(いしざかみさご)プロフィール
東京都杉並区出身
幼年期にアダモの「雪がふる」とカップリング曲「過ぎし夏のワルツ」を子守唄替りに毎日聴いて眠る。
小学校3年生の時、母の実家である沖縄に帰ってくる。
県内の高校を卒業後、県外・国外へ放浪の旅をする。
その当時母から落ち着きのない娘に対して「やどかり」というあだ名を付けられる
母の店「銀巴里マヤン」の手伝いをしながら、シャンソンを学ぶ。

沖縄を代表するシャンソン歌手の故石坂真砂を母にもつ。

高橋:昔ほど、シャンソンとかフランスの歌手がメディアで紹介される事がありませんね。

石坂:シャンソン歌手と言うと、ある時、雀荘の歌手と紹介されたことがあるのです。
   シャンソンという音楽のジャンルがるということを若い人が知らない。

高橋:雀荘歌手というのは???ですね。
   そうですね。MTVも含めて、アメリカのヒット曲ばかりですね。
   インターネットによる情報がグローバルになったといえ、アメリカの情報ばかりですね。

石坂:シャンソンというと何か高尚なジャンルの歌と思われているのですが、その内容はフランス人
   の喜怒哀楽を表現したもので、ちょっと日本語訳するにははばかる様な内容であったりする
   ものもあるのです。

高橋:今里哲と石坂美砂さんのシャンソンライブを行った時、今里哲さんの歌を聞いて、シャンソンといった
   ジャンルで括れないものを感じましね。「ロンド橋の雨」だったか、二部の「朝日のあたる家」など
   を聞いた時、これはロックだなと思いました。

石坂:哲ちゃんの場合、哲ちゃん節というのか、哲ちゃんのオリジナルの世界といった感じの歌になるの
   です。
   
   シャンソンというと、先程話しをしたように、高尚な感じで受け取られるのですが、アメリカの
   黒人のブルースと同じなのです。

高橋:沖縄の人と本土の人では、シャンソンに対する向き合い方というか聞き方が異なる?

石坂:沖縄の人の場合は、生活の中に音楽がある。例えば民謡とか中部では日常的にアメリカンポップス
   があったりする訳で、シャンソンも音楽の一つといった雰囲気があるのですが、本土では
   シャンソンが好きといえば、シャンソンだけといった人も多い。
   
   本土の方はマニアックな方が多いような気が致します。

   シャンソンとフランス料理といったイベントに出演するのですが、ドレスアップして
   かしこまって聞いてもらう事もあるのですが、昨年のボジョレーヌーボー解禁の
   イベントで歌わせてもらった時は、ワインを飲みながら酔っ払ったりと盛り上がり
   楽しいイベントでした。
   
高橋:近々にライブがあると聞いたのですが

石坂:西原けい子シャンソンライブが3月14日(水)午後7時開場 午後8時開演(2ステージ)
ミュージックカフェーKUMOJI問合せ098-862-3921であります。私は、司会進行役と歌を唄わせていただきます。料金は3,500円ワンドリンク付きです。




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Posted by 高橋進 at 12:20│Comments(0)ビタミンFM
 
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