2011年12月27日

沖縄企業の中国進出の問題点と課題

沖縄企業の中国進出の問題点と課題

中国・上海のビル群

沖縄企業の中国進出の問題点と課題



長嶺さんは、沖縄タイムス上海通信をしているのですが、本業は不動産コンサルタントです。沖縄企業の中国でのビジネス展開として、『沖縄ビザ発給に伴い、沖縄での対中国人観光客ビジネスが大きくなると思います。今後の中国人観光客増加は県に任せることとして、受入態勢の強化、受入窓口の拡大があると思います。具体的には、中国人材確保、中国での宣伝・受入窓口開設です。中国人材確保については、必ずしも中国人雇用ではなく、沖縄人で中国留学経験者の活用です。毎年数十人が沖縄から中国に留学しているようで沖縄には多くの中国留学経験者がいます。現時点でも上海には10名程の沖縄県人留学生がいます。この人材の活用が必須です。』

長嶺さんは、沖縄ビザ発給に伴い、沖縄での対中国人観光客ビジネスの発展が期待できる。そして、ウチナンチューで中国留学経験者の活用を上げている。

沖縄企業の中国進出の問題点と課題

上海現地スタッフと一番奥が長嶺さん


『中国での宣伝・窓口開設については、私のような中国での事業主との取引により、中国市場がもっと身近になると思います。必ずしも中国企業との提携ありきの中国ビジネスではなく、在上海の沖縄県人を有効活用して欲しいと思います。現に、数社の沖縄企業の通訳・翻訳業務を請け、中国ビジネスを提案しております。』

『中国大陸でのビジネス拡大ではなく、在沖縄での中国人向けビジネスとして、中国上海にも窓口を開設することにより、更なるビジネスチャンスが広がると思います。(旅行ガイドブックへの掲載、掲載における問合せ窓口開設、観光業者との提携話提案等)』

せっかく、上海でイベントや展示会をしてパンフレットなど配っても、現地に気軽に問合わせできる窓口がない。このような状況の中で、窓口業務の開設なども含めて支援していきたいと長嶺さんは語る。

沖縄企業の中国進出の問題点と課題

上海での沖縄フェアーにて挨拶をする琉球銀行頭取


『沖縄の経済発展において、県外海外ビジネスは必須です。
沖縄にとって、福岡、大阪、東京も、中国も同じような県外海外であり同じリスクが伴います。
しかし、現時点では、同じリスクでも中国ビジネスのチャンスが確実に大きく、今後の期待値も大です。
その足がかりとして、私のような中国における個人事業主がお手伝いできればと思っております。
是非、沖縄のビジネス、経済発展を目指していきましょう。』と。

長嶺さんから11月下旬にレポートした上海での沖縄フェアーの模様は次回のブログで発表いたします。

12月31日(土)ビタミンFMでは生放送に長嶺さんをお迎えして、上海で起業した理由などをお聞きしたいと思います。こんなことが聞きたい。中国に進出したいのだけれど等々。質問メッセージは下記の連絡先にお願い致します。

<問合わせ先>
エフエムたまん「ビタミンFM」沖縄元気塾!
098-992-7632 FAX098-995-0464
メール fm763@fm-taman.com

<番組制作問合わせ先>
Tel・fax 098-885-3539 ㈱琉球リカーサポート 高橋 進
メール  stakahasi@rls-co.com







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